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冬暖かく夏涼しい「パッシブデザイン」の家って?−9

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冬暖かく夏涼しい「パッシブデザイン」の家って?−9

1.健康・快適な環境を実現する断熱設計−3

 

断熱性能上げるためには

家の断熱性能を上げるためには、熱の移動する部位ごとに使う断熱材の性能を上げなくてはいけません。

断熱材や開口部に使うサッシには、断熱性能が示されていますので、それを知るもの必要かもしれません。

 

いったいどれくらいの割合で熱が移動しているかといえば、夏は開口部が約70%、壁・屋根・床が約25%、換気が約5%。冬は開口部が約50%、壁・屋根・床が約35%、換気が約15%が目安と言われています。

 

家の断熱性能を上げるためには、それらの性能を上げることも大事ですが、もう一つ大事なことがあります。

それは、気密性を上げることです。

いくら断熱性能を上げても、気密性が悪ければ意味がありません。

「古い家なんで、なんかスウスウして寒いなぁ。」とはまさしくこのことです。隙間風が入ってくるというやつです。

 

極端なことを言えば、開口部のない家が一番断熱性能が良いということです。

しかし、それでは光が入ってこないので、まっくらけの家になってしまいます。

以前「冬暖かく夏涼しい「パッシブデザイン」の家って?−4」で説明したように窓の方位も加味することも忘れてはいけません。

 

つまり、快適な家をつくるためには一つの性能だけにこだわらず、バランスよく設計することが大事だといえます。

 

 

次回は、

太陽を上手く利用する基本につい説明します。

 

 

 

 

 

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author:株式会社サンキ建設 代表取締役 布垣友義, category:冬暖かく夏涼しい「パッシブデザイン」の家って?, 09:29
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冬暖かく夏涼しい「パッシブデザイン」の家って?−8

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冬暖かく夏涼しい「パッシブデザイン」の家って?−8

1.健康・快適な環境を実現する断熱設計−2

 

熱の伝わり方

熱の伝わり方には3種類あります。

 

 ‥粗

伝導とは、物質を通して熱が伝わることです。

熱は、温度が高いところから低い方へ、隣り合う物質が伝えていきます。

その物質の間に断熱材を入れると熱の伝わり方が遅くなります。

これが住宅の断熱の基本となります。

 

◆‖侘

対流とは、液体や空気などが流れることによって熱が伝わることです。

例えば、暖かい空気は上へ昇り、冷たい空気は下へ下がります。冬足元がスウスウ感じるのはこの対流が原因なのです。

 

 放射

放射とは、遠赤外線などの熱線によって熱が伝わることをいいます。

例えば、太陽の日射によって屋根が暖められるのも放射です。

 

これらの熱の伝わり方を理解出来れば、断熱方法を工夫することによって、家の断熱性能を高めることが出来ます。

 

 

次回は、

断熱性能を上げる際の注意点について説明します。

 

 

 

 

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author:株式会社サンキ建設 代表取締役 布垣友義, category:冬暖かく夏涼しい「パッシブデザイン」の家って?, 19:48
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冬暖かく夏涼しい「パッシブデザイン」の家って?−7

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冬暖かく夏涼しい「パッシブデザイン」の家って?−7

1.健康・快適な環境を実現する断熱設計−1

 

断熱って必要?

なぜ住宅に断熱性能が求められるのでしょうか?

すぐに頭に浮かぶのは、省エネルギー性能が上がるからではないでしょうか。

もちろんそうなんですが、もっと大事な理由があるのです。

 

ヒートショックの低減

住宅の断熱性能が上がると、暖房をしている部屋と廊下・トイレなどの暖房をしていない部屋との温度差が小さくなります。

そうするとヒートショックになりにくくなり、心筋梗塞や脳卒中になる要因を減らすことが出来るのです。

※ヒートショックとは、冬期に暖かい部屋から寒い部屋へ移動すると、血管が急に収縮し、血圧が急上昇すること。

 

体感温度の改善

同じ室温でも、床・壁・天井の温度が低いと寒く感じ、床・壁・天井の温度が高いと暑く感じます。

冬、外気温が同じ場合、断熱性能の高い家は断熱性能の低い家より床・壁・天井の温度が高くなるので、体感温度は高くなります。

夏の場合は、その逆のことが言えます。

 

その結果、健康の改善や光熱費の削減につながります。

 

 

次回は、

熱の伝わり方について説明します。

 

 

 

 

 

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author:株式会社サンキ建設 代表取締役 布垣友義, category:冬暖かく夏涼しい「パッシブデザイン」の家って?, 20:57
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冬暖かく夏涼しい「パッシブデザイン」の家って?−6

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冬暖かく夏涼しい「パッシブデザイン」の家って?−6

2.室温の上昇を抑える遮熱設計−3

 

遮熱手法について

では、具体的にはどうやって熱を遮断すればよいのでしょうか。

 

そもそも日光は家に入り、床や壁に当たることで熱に変わります。

つまり、家の外で熱に変えてやればよいと言うことです。

すだれや外付けブラインドをつけると効果的に遮熱ができます。

あと、内障子や内付けブラインド、カーテンも用います。

 

それと新築の場合、窓ガラスの種類を選ぶことも重要です。

最近は単板ガラスを使うことはなくなりましたが、複層ガラスに種類があるのをご存知でしょうか。

一般複層ガラス、Low-eクリアガラス、Low-eグリーンガラスがあります。

 

Low-eクリアガラスは、冬の暖かい日差しを取り込みながらも断熱効果のあるガラスです。

庇などの日射対策をした上で、南側の窓に使用すると、夏は日射を遮り、冬は暖かい日差しを取り込むことが出来ます。

 

Low-eグリーンガラスは、優れた断熱効果を発揮しつつ、夏の強い日差しをカットするので、西側や東側に使用します。

 

 

次回は、

快適な環境を実現する断熱設計について説明します。

 

 

 

 

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author:株式会社サンキ建設 代表取締役 布垣友義, category:冬暖かく夏涼しい「パッシブデザイン」の家って?, 10:04
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冬暖かく夏涼しい「パッシブデザイン」の家って?−5

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冬暖かく夏涼しい「パッシブデザイン」の家って?−5

2.室温の上昇を抑える遮熱設計−2

 

各方位による日射遮蔽対策

  南面の対策

太陽高度が夏至と冬至で大きく違うことはご存知の通りです。

具体的にどれくらい違うかと言えば、真南方向の時、夏至で78度、冬至で30度、春秋分で54度を目安に考えます。(地域によって角度は変わります)

つまり、夏場の昼は急角度で日が差しますので、窓の上に、庇などの日射を遮るものを使用しますが、長すぎると冬場の光が入らなくなるので、隣家との状況等を考慮して決めていきます。

  

  東面・西面の対策

前回でも説明したように、

夏場は、南面より東・西面の壁の方が多くの日射を受けます。

特に、西面は気温が上がる午後2時以降に日が当たるので、しっかりとした対策が必要になります。

東・西面の日は、太陽高度が下がり、横から日が当たるので、庇では役にたちません。すだれやブラインドなどの対策が有効となります。

  

  北面の対策

真北面でも、春分から秋分の間は、直射日光があたります。

冬の間は、日が当たりませんので、断熱性能を合わせて考えます。

 

 

次回は、

遮熱手法について説明します。

 

 

 

 

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author:株式会社サンキ建設 代表取締役 布垣友義, category:冬暖かく夏涼しい「パッシブデザイン」の家って?, 10:27
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冬暖かく夏涼しい「パッシブデザイン」の家って?−4

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冬暖かく夏涼しい「パッシブデザイン」の家って?−4

2.室温の上昇を抑える遮熱設計−1

 

今回は、4つのテーマの2つ目「遮熱」について説明します。

 

季節毎の日射量の違いを理解する

皆さんご存知の通り、夏と冬とで太陽の高度は変わります。

これは良く知られているのですが、東面、南面、西面の壁面の日射量については、あまり知られていません。

 

じつは

 

夏は南面より、東西面の方が多くの日射量あり、冬の南面は、東西面より多く受け、夏の東西面と同じ位あるのです。

 

グラフ001.PNG    

               (LIXIL情報誌より抜粋) 

 

このことを理解し、実際の設計にきちんと反映している設計士って意外と少ないのが現実のようです。

 

 

次回は、

日射遮蔽対策

について説明します。

 

 

 

 

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author:株式会社サンキ建設 代表取締役 布垣友義, category:冬暖かく夏涼しい「パッシブデザイン」の家って?, 11:17
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冬暖かく夏涼しい「パッシブデザイン」の家って?−3

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冬暖かく夏涼しい「パッシブデザイン」の家って?−3

1.自然の風を生かした通風設計−2

 

今回は、前回の続きとなります。

 

温度差換気(重力換気)

温度差換気とは温度の違いによっ自然に換気することです。

建物内で暖まった空気は上へ上昇し、冷たい空気は下へ下降します。この原理を利用し、建物の低いところと高いところに窓を取ります。

そうすることによって、低い窓から空気が入り、高い窓から空気が出て行きます。

これを温度差換気又は重力換気と言います。その高低差が大きいほど換気量は増えます。

 

ウインドキャッチ

建物の横を水平方向に流れる風をつかまえて換気する方法です。

同一面の壁に縦滑り出し窓(写真参照)を2ヶ所設置し、

     lineup_img_09.jpg

吊元を内側に設置することで、風上側の窓から風を取り入れ、風下側の窓から排出出来ます。

吊元を逆にすると、換気量は約4分の1に減ってしましますので、注意が必要です。

 

この方法だと隣家との間が少ない家でも、有効に風を取り入れることが出来ます。

ただ、都市部では、境界を越えないように注意しましょう。

 

 

次回は、

4つのテーマの2つ目「遮熱」

についてを説明します。

 

 

 

 

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author:株式会社サンキ建設 代表取締役 布垣友義, category:冬暖かく夏涼しい「パッシブデザイン」の家って?, 10:16
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冬暖かく夏涼しい「パッシブデザイン」の家って?−2

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冬暖かく夏涼しい「パッシブデザイン」の家って?−2

1.自然の風を生かした通風設計−1

 

では、「パッシブデザイン」の具体的な設計方法について説明しましょう。

「パッシブデザイン」の家を設計する上で、重要になるテーマは、「通風」「遮熱」「断熱」「設備」の4つがあります。

 

今回は、「設計」から説明します。

 

まず始めに、家を建てる場所では、どのように風が吹くのかを知ることが基本です。

地域のデータは(一財)建築環境・省エネルギー機構でも確認出来ますが、

地域全体の風のながれ建てるその土地にどんな風が吹くかを調べます。

 

隣家が近接していたり、隣がビルだったりするだけで、風の流れは全く違ってきます。

その土地の現地調査の時に、隣家の状況と近隣の建物形状等も調査します。

  ここ大事です!!

すごく大事なことなんですが、この調査をしない人が多いのです。

なぜ大事なのかは、後々わかっていただけることになります。

 

これを基本とし、具体的な設計にいかしていきます。

 

風の入口と出口を作る

風通しをよくするためには、入口と出口が必要です。

例えば、窓が1ヶ所しかないと、その窓付近では空気が入れ替わりますが、部屋全体の通風は期待出来ません。

入口と出口があるとその間で、スムーズに空気は流れます。

また、通風量は、小さい方の窓の大きさで決まります。

なぜなら、風の出口が小さければ、入口が大きくても、小さい窓の分しか風は通れないからです。

 

風力換気

風の力で換気する。

風があると言うことは、空気が動いているってことですよね。

建物に風が当たるところに窓を付ければ、風は空気を建物に押し込もうとします。

建物の反対側には、建物を引っ張っていこうとする力が発生します。

その力を利用して、窓を付けるようにします。

その土地の風の流れを把握していると有効な配置が可能になります。

 

 

次回は、

温度差換気

ウインドキャッチ

について説明します。

 

 

 

 

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author:株式会社サンキ建設 代表取締役 布垣友義, category:冬暖かく夏涼しい「パッシブデザイン」の家って?, 10:17
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冬暖かく夏涼しい「パッシブデザイン」の家って?−1

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冬暖かく夏涼しい「パッシブデザイン」の家って?−1

 

最近「パッシブデザイン」の家って言葉をよく耳にしますが、

「パッシブデザイン」ってどんな意味なんでしょう。

 

家の設計手法の一つで、

機械設備に頼らず、自然の風や温度差、太陽熱などを利用し、

快適な室内空間を作る、設計の方法のことを言います。

 

「パッシブ」とは「受け身」という意味なので、

建物が受ける太陽光や風などの自然エネルギーを利用します。

 

太陽光発電や風力発電を積極的に利用するのは、

「パッシブ」ではなく「アクティブ」であり、

「パッシブデザイン」とは逆の考え方による省エネといえます。

 

わかりやすく表現するなら、

自然の恩恵を受けて、

「冬暖かく、夏涼しい家」とか

「風通しの良いいえ」

「自然の光で明るい家」

といったところでしょうか。

 

では、どうしたらそんな家が出来るのでしょうか。

 

それにはいくつかの手法を取り入れ、

総合的に考えることになります。

 

次回から、その手法について説明していきます。

 

 

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