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地盤調査のデータに??? −2
 
地盤調査のデータに??? −2


そもそも地盤調査はなぜするのでしょうか

日本は人工の割に国土が狭く、住宅に適した土地が少ないので、

山を切り開き、海や池を埋め立てたり、農地を転用し住宅用地を増やしてきました。

そういった土地は、強度にバラツキが多く、建物が沈んだり、傾いたりすることが

起こりやすいのです。

そこで、事前に地盤の強度を測り、建物が沈んだり、

傾いたりしないようにするためです。




では、地盤調査で何がわかるのでしょうか?

地盤調査でわかることは、

地盤の強度、地層の分布状況、断層の状況、遺跡、温泉・地下水の有無、

土壌汚染、地下資源の有無、液状化や地滑りの可能性・・・・

といった色々なことを調べることが出来ます。

ただ、住宅を建てる場合は、地盤の強度が主な調査目的となります。

その結果によって、地盤改良が必要なのか、杭打ちが必要か、

通常の基礎でいいのかなどを判断するのです。

ここで重要なのが、「目的に応じた地盤調査方法を選ぶこと」です。



一般的に建物の地盤調査には、3つの調査方法があります。


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   スウェーデン式.jpg

  地盤に鉄の棒を差し入れ回転させ、土の抵抗力や締まり具合を確認する方法。

  長所は、調査費用が安価。地盤改良の設計がし易い。

      住宅のような軽い建物調査に向いている。

  短所は、地中に石などの異物があると調査が困難。
        
      先のとがった棒を差し入れるので、

      軟弱地盤と判定されることがある。

      土質サンプルがとれない。



◆”縮滅斑戯
 
   レーリー波.jpg

  地盤を起震機で振動させ、その振動の伝わる速度によって

  地盤の強度を確認する方法。

  長所は、精度が高いため正確なデータがとれる。

      石などの地中障害物があっても調査が出来る。
     
      点ではなく面の地耐力が測定出来る。

      住宅のような軽い建物調査に向いている。

  短所は、調査費用がスウェーデン式より少し高価。

      土質サンプルがとれない。


 ボーリング(標準貫入試験)

   ボーリング.jpg

  ボーリングマシンで地盤に穴を開けサンプラーを地中に30cm貫入させるのに

  必要な打撃回数を測定し、その打撃回数をN値として記録する方法。

  長所は、土質サンプルがとれる。

      重い建物の設計に向いている。

  短所は、調査費用が高価。 

      住宅に重要な表層部のデータがとりにくい。



それぞれに長所短所があるのですが、

一般的に住宅には、

スウェーデン式サウンディング試験 か 表面波探査 を、

鉄筋コンクリートや鉄骨の建物には、

ボーリング(標準貫入試験)を用います。



つづく





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author:株式会社サンキ建設 代表取締役 布垣友義, category:地盤調査とは, 11:36
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